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運営協力の起源
  阿里山森林鉄道は、大正元年(1912年)に誕生し、百年以上の歴史があります。社会、経済の発展による変化と共に、その位置づけにおいては、木材の運搬から観光旅行の交通機関へとシフトし、台湾の発展の歴史においても重要な歴史文化遺産となっています。全線が本線と支線に別れ、全長は約85kmで、高山地域を経由するため、橋やトンネルが多く、また、曲線半径が小さく、傾斜度が高いこともその特徴です。阿里山鉄道は、アジアで海抜が最も高い狭軌登山鉄道で、世界で最も複雑な同心円の螺旋線路、世界の島の地域で海抜が最も高い鉄道、さらに、世界において、762mmのレール幅、海抜落差が最大の鉄道で、台湾の鉄道だけでなく、世界の鉄道においても、特別な地位を持ち、その高い歴史的意義により永続的な経営が重要となっています。

林務局は、2006年6月19日に民間団体の宏都阿里山国際開發股份有限公司(以下宏都阿里山公司と略称)と「阿里山森林鉄道及び阿里山森林遊楽区民間投資経営参加案」と建設及び運営契約を締結し、また、契約に基づき、2008年6月19日、阿里山森林鉄道が宏都阿里山公司に経営及びメンテナンスを移転しました。しかし、2009年の台風8号により、森鉄はこれまでにない重大な損害を受け、林務局と宏都阿里山公司は、不可抗力によるものと認めながらも、何度も会議を開き、話し合いを重ねた結果、合意に達しませんでした。さらに、宏都阿里山公司が完全な全線復興計画を提案できず、契約の約定に違反したため、故林務局は政府と社会の最大利益を考慮し、2010年3月に全プロジェクトの契約を終了しました。

林務局は、森鉄災害募金の状況に基づき、3段階の復興、運行再開を計画しました。第1段階は、2010年6月19日に祝山線と神木線の運営を再開し、2010年12月19日から、嘉義-竹崎区間の運営を再開、続いて、第2、3段階のスケジュールに基づき、次々と路線の修復及び運営の再開を計画しました。 台鉄局は、行政院の指示を受け、林務局に森鉄復興運営関連の専門技術、人材、コンサルティング等のサポートを提供し、また、林務局は作業チームを設立し、後続の運営委託モデルについての研究会議を行い、双方の決議を経て、この世界レベルの登山鉄道が再び歴史の栄誉を取り戻せるよう、台鉄局が2013年5月、正式に運営に協力しました。